マウントピア黒平では毎年イベントを行い、黒平町の歴史・文化を知ってもらう機会を作っています。黒平の自然だけでなく歴史や文化も一緒に味わってもらいたいと思います。

能三番と音楽の夕べ(例年5月3日)

能三番

能三番は昭和35年に山梨県無形民俗文化財に指定されています。
下黒平では、マウントピア黒平のイベントの1つとして、毎年5月3日の夜にかがり火を焚き幻想的な雰囲気の中で「黒平能三番と音楽の夕べ」を開催し、能三番の上演を行っています。
能三番は昔から黒平地域に伝わる伝統芸能です。黒平に住む人はみんな、子供の頃から習っていました。後継者が少なくなった今、伝統芸能継承の重要性を実感しています。150年も前の資料を参考にしたり、地元の人に教えてもらったりして能を勉強しました。唄いの勉強もプロの人にアドバイスをもらい、芸の質にも磨きをかけています。

親子シイタケ栽培教室(例年5月4日)

しいたけ教室

ナラやクヌギなどの原木に、実際に親子で菌の植え付けを体験してもらいます。
実際の作業は、原木にドリル等で穴をあけ、しいたけ菌を培養した種駒という木片を埋め込みます。
そこから菌が育ち、2年位すると、にょきにょきとしいたけが出てきます。
この原木が朽ちてしまうまでは毎年収穫できます。

寒ざらしそば講(例年5月4日)

そば教室

寒ざらしそばとは、寒中に冷たい水、あるいは清流に数日間浸けてから寒風にさらし、乾燥させた玄そばを挽いて打つそばのことです。
そばの味が落ちる夏の暑中にも新そばの風味が楽しめるといわれ、江戸時代、諸大名から将軍家への献上物には年始、歳暮など定式のもののほかに、その時候にしたがった時献上というのがあり、信濃国高遠藩が「暑中信州寒晒蕎麦」を献上したという記録が残っています。
当日、マウントピア黒平では先着順(限定)にこの「寒ざらしそば」を販売します。

ほうとう祭(例年10月第4日曜日予定)

ほうとう祭

近くの山でとれたきのこや野菜などもふんだんに入った郷土料理のほうとうを食べながら、
伝統芸能の能三番や演奏などを楽しめます。
紅葉した周りの景色を楽しみながら奥山の秋を楽しんでください。

飾り炭教室(12月上旬予定)

炭教室

炭焼きも子供の頃からしていました。昔は炭が必需品で料理をするにも暖をとるにも欠かせないものでした。昔はやらされていたということもあり炭を焼くのが嫌でしたが、今では炭焼きをして煙を見ていると自然と心が和み癒されるので楽しみながら炭を焼いています。炭焼きの木ではナラやクヌギなどがいいものですが、今は近くに生えているカラマツを間伐しながら使っています。以前は県主催の炭焼きコンテストでMVPをとったこともあります。バーベキューをするときはぜひ自慢の炭をお使いください。

手作り味噌教室(12月と3月に予定)

みそ教室

参加者に味噌作り体験をしてもらうイベントです。夏に発酵させるために寒い冬の時期に味噌を仕込みます。味噌を仕込んで2夏目ぐらいのものが風味も豊かでおいしくなります。味噌作りに使う大豆は地元の黒平で収穫したものを使っています。薪をくべて火を起こし、大きな釜で大豆を茹でます。茹で終わったらお湯を切り、茹でた大豆を挽きます。うちわで人肌(30度ぐらい)まで冷やし、麹と塩を入れて、よく混ぜます。茹で汁を足しながらかき混ぜ、やわらかくなったら保存用の樽に入れて味噌蔵で保管します。手作りの味噌は市販のものとは一味違います。普段はできない体験ですので、ぜひご参加ください。

ピザ体験教室

ピザ教室