土の匂い

家の裏山を10分ほど上り切ったところがこの 「いちの川」 。

こんな木々はまったくなく、畑が一面に広がっていた。

この真ん中辺りに小道があり、学校への通学路だった。

回りの畑は、この残土置き場のように、真っ白であった。

小春日和、学校の帰り、畑の土手の野芝で遊んだりもした。

耕された畑の、あの黒い土の匂いが、どこからともなくしてくる。

いちのかわより黒富士と右枡形山を見る。

前の記事

雪の朝

次の記事

はちの巣