おぼんこりさん

2年もほったらかしといた太い赤松を玉切って薪にする。
腐敗する前、水分を多量に含んでいるので、真ん中から、スパッと行かず、とにかく割れない。

こんなとき、角だし、のヨウリョウで端から落としていく。
結構しぶとい丸太も、このやり方でいけば力まずに済む。

春日居に住むいとこ達が、一月の小正月に作った 「おぼんこりさん」 を持って来てくれた。お祭り男と知っての、毎年のこと。
その場で、ミツバツツジの小枝に。

ここの道祖神祭りも、あと二週間。

表を見ると、水が森の山の方は何も見えない。
白い者達が盛んに舞ってきた。

積んだ薪にシートをかけなければ。忘れてた  「おぼんこりさん」も中へ入れなけば。

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