口ずさむ

白樺の林に映える

陽を浴びて萌える若草

はつらつと伸び行くわれ等

手をつなぎ   日に日に進む

黒平は  黒平は  われらが母校

思い出と言う碑だけが立つ校庭になって、もう何年たつのだろう。

何度つぶやいても、何度口ずさんでも、九年間にわたって歌った数には追いつかないだろう。

小さかったけど、私にとって、とてもとても大きな校庭だった。

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